委員長挨拶

ココカラファインユニオンの組合員の皆様へ

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OISHI
HISAYUKI

組合員の皆さま、そしてココカラファインユニオンの歩みに関わってくださったすべての皆さまへ。私たちココカラファインユニオンは、結成から10周年という大きな節目を迎えることができました。この記念すべき節目を迎えられたことは、私たちの活動を支え、共に歩んでくださった皆さまの温かいご理解とご協力のおかげであり、心より深く感謝申し上げます。

~ココカラ創り出そう‼明るい未来~
2015年3月、「現場の声を反映させたい」「安心して働き続けられる職場をつくりたい」という思いから、数名の仲間が集まり、ココカラファインユニオンは誕生しました。当時は先の見えない不安の中、組合という新しい取り組みに対する戸惑いや困難も多くありました。しかし、仲間の存在がいつも励みとなり、「自分たちの職場は自分たちの手でより良くできる」という想いを胸に、少しずつ、けれど確実に歩みを進めてきました。設立初期から活動を支えてくださった先輩方には、この節目に改めて心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。
私たちの活動は年を追うごとに広がりを見せ、職場環境の改善、処遇の見直し、労働条件の交渉、福利厚生制度の充実など、多岐にわたる成果を上げることができました。また、組合員の皆さんの声を丁寧にすくい上げ、日々の小さな疑問や悩みに寄り添いながら、ユニオンとしての存在価値を高めてきました。特に近年では、働き方改革の推進、多様な人材の活躍支援、メンタルヘルスケアなど、職場を取り巻く社会的課題にも柔軟に対応し、時代とともに進化する組合の姿を目指してまいりました。
もちろん、この10年が順風満帆であったわけではありません。経済情勢の急激な変化、自然災害による影響、そして新型コロナウイルスの感染拡大により、職場や社会は大きな困難に直面しました。
そして、2021年10月には株式会社マツモトキヨシホールディングスとの経営統合という大きな変化も経験しました。こうした環境の激動の中にあっても、私たちは常に「仲間を守る」「現場の声を届ける」という原点に立ち戻り、困難に真正面から向き合ってきました。団体交渉やオルグ活動はもちろん、リモートシステムを活用した会議や、組合員の心をつなぐレクリエーション企画など、新しい形の活動を模索し、実行してきました。この柔軟で前向きな取り組みこそが、信頼と絆を築く大きな力となったと確信しています。

私たちはこの10年の歩みの中で、組合とは単なる制度や組織ではなく、「人と人とのつながり」であり、「一人ひとりの声が未来を動かす力になる」ものだということを強く実感してきました。組合員が声を上げ、その声が仲間に届き、そこから職場の課題に対する対話と改善のサイクルが生まれる。そのすべてが、人の気持ちによって支えられてきました。
そして今、私たちは次の10年に向かって歩み始めています。これからの社会はさらに変化のスピードを増し、働く人々の価値観や職場のあり方も、これまで以上に多様化・複雑化していくことが予想されます。こうした新たな時代においても、私たちは原点を忘れず、「誰もが安心して働ける職場をつくる」「どんな声も尊重される組織を築く」という理念のもと、より開かれた、参加しやすいユニオンを目指していきます。組合員一人ひとりが、「ココカラファインユニオンに入ってよかった」と心から感じていただけるよう、皆さんとともに、着実に前進を続けてまいります。

結びに、この10年間にわたり私たちの活動にご理解・ご協力をいただいたすべての皆さまに、改めて深く御礼申し上げます。
今後とも、ココカラファインユニオンの取り組みに対するあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 中央執行委員長 大石 尚之